各地のカジノでのタバコの取り扱い事情です

日本では、カジノと聞くと、それだけでネガティブなイメージを持ち、顔をしかめてしまう人が少なくありません。ギャンブルをする場所とのことで、あたかも映画やドラマの世界で出てくるように、ギャングがプレイを楽しんだり、財産を全部失ってしまって非業の最期を遂げるところまで追い込まれいった悲劇を連想するからでしょう。しかし、現実には海外の先進国と言われている国にはほとんどがカジノが設置され、社会的に問題となるような大きな事件は全く起こっていません。それどころか、極めて安全性の高いスペースであると理解されています。入場するにはパスポートを提示するとか、あるいは大きな荷物の持ち込みは禁止されているとか、リスクを回避する措置がとられています。また、警備員が常駐している会場も多く、客が酔っぱらったり大きな声を出したりすると、即座に外に連れ出されるなど、セキュリティの点は万全といっていいでしょう。

また、入場する客に対しても、厳しいマナーが求められています。ドレスコードを設けているところもありますし、それはなくても、たとえば短パンやジーンズ、スニーカーでのプレイはマナー違反とされているところがほとんどです。紳士淑女が楽しくプレイする場を保つために、安全性やマナーの点が重視されているからです。それは喫煙に関しても同じことが言えます。カジノによって異なっていますが、ラスベガスのあるネバダ州は、2007年1月から、公共の室内空間は基本的に全面禁煙と法改正がなされました。ただし、厳格に禁煙を運用し過ぎると、タバコ好きな人がラスベガスに来なくなり、税収や経済にマイナスの影響をもたらすかもしれないとの判断で、例外的に、カジノの会場内と、食事を提供しない酒場だけは喫煙が認められています。とはいうものの、カジノの会場内にも禁煙の部分がありますので、どこででもタバコを吸えるわけではありません。

マカオのカジノでは、2016年に、フロアの中では完全に禁煙となりました。
ですから、ゲームをしながらタバコを吸うことは許されていません。ただ、一部のカジノでは、喫煙スペースを設けているところもあります。タバコを吸いたくなれば、そこで喫煙することは問題ありません。韓国でも、無制限な喫煙は認められていません。韓国では、各テーブルごとで、喫煙席と禁煙席が分けられています。このように、比較的、世界のカジノでは喫煙には寛容な姿勢が見られます。これは、プレイするために訪れた客に、少しでも楽しんでもらいたいとの配慮から来ているものです。中には、タバコを全く吸わないどころか、嫌っている人もいます。そんな人への配慮が必要とのことで、禁煙と指定されていないから自由に吸っていいわけでは決してありません。最低限のマナーは守るべきです。